100年来の不況とのことですが、当社においてもその例外ではなく、世間並みの大波を食らっております。
昨年9月・10月頃より、法人関係の受注減が予想されましたので、当社近辺の宣伝に力を入れた(看板の増設、地元ミニコミ誌に広告を出す等々・・・)甲斐あってか、多くの個人のお客様から注文を頂き、助けられております。
今回のホームページのリニューアルも、この計画の大きな一郭を担っています。(今後はこまめに更新していきます)
この不況に入り、今までの家具作りの常識からは、考えられなかった現象が多々おきています。
- 家具のリフォームが盛んになって来ています。
- 素材に、より自然な状態が求められて来ています。(木材の節有り・シミ有り等々)
- 仕上げ塗装において、より温かみのあるものが好評です。
- ディストレス(傷付け)加工・エイジング(古ぼけた感じを出す)塗装に代表される【古美仕上げ】が評価され始めています。
いづれも、素材を熟知し、既存の常識にとらわれない柔軟な考えと、高度な加工・塗装技術が求められ始めています。
今迄の製造工程はもちろん、上記のような注文に対応するため、また、この不況を乗り切りためにも、全社一丸となり、日々努力研鑽に励んでいる今日この頃です。
高橋紘生 平成21年6月22日 |